2014アドベンチャーイン富士見レースレポート～

2014-10-08 10:00:06

台風が過ぎ去って晴れ渡る日々。秋ですね～。
10/5に日本では珍しいロング系MTBレース『アドベンチャーイン富士見』に参戦してきました！
昨年より復活したこの大会、昨年好成績を残しましたが、今年は？どーなる？

本来であればレーススタート3時間前には会場入りして準備を始めるのですが、今回は何とスタート1時間半前に目が覚めるという大失態・・・大慌てでレース会場である富士見パノラマへ向かいました（汗）

しかし、前日の天気予報では9:00前後位から雨が降りはじめると言っていたのが、出かけるときにはもうすでに雨。冷たい雨の中でのレースになると車の中で覚悟を決めていました。
６:50何とか会場入り。

本来ならもうスタート地点にバイクがズラッと並んでいてもおかしくないのですが、やはりこの雨で誰も置いていない。

ウォーミングアップをする人もほとんどいなく、みんな静かにスタートを待っていました。
自分はバイクを準備して、レースの準備に大忙し！
レインウェアが無いので、寒さ対策にスポーツバルムのレッド3、レッグウォーマーにアームウォーマー、シューズカバーを装備。とはいえ、決定的な対策じゃない・・・

とはいえレースではほぼ問題なく使えているので、メカトラブル軽減と思っていく。
タイヤは、ほとんどが林道の為、普段から使用しているシュワルベのレーシングラルフをチョイス。
７:30、雨の降りしきる中予定通りレーススタート！

スタートから林道のダート区間まではパレード。ウォーミングアップをしてないためにここの区間で体を温めることに。
招待選手と雑談をしながら林道へ向かう。

今年は誰がオープニングアタックをするのか？なんて話をしながら、徐々に戦闘モードに。
林道に入った瞬間、本当のレーススタート！

ここから周りのペースがあがる！なんて走っていたら、意外とペースが上がってこない。
自分が先頭のまま100ｍほど走ったところで後方から抜いていく選手が数名。

やはり招待選手。基本的なペースが違う！とはいえ、自分もまんざらではなく、7番手位でペースを刻む。
雨の為、外気温も低かったが、登りということもあり、意外に体は暖かい。
前方で走る選手を見失わないように一定距離で走る。

今年から29erで走っているが、今回のような林道区間の多いレースではその威力は絶大。
斜度のある登りでもほとんどタイヤが空回りせずに登っていける。
その為か、昨年に比べて登りでペースが落ちない。

普段であれば永遠かと感じる登り区間も想像以上に速く終わりを告げた。斜度のゆるくなった区間でレインウェアを脱いで出遅れていた松本駿選手が軽快に抜き去る。ああいった走りができないと上へはいけないのか・・・

と同時にもう一人の招待選手である山田圭選手もペースを上げて自分を抜き去る。
とはいえまだ見える範囲にいる。ここで遅れるわけにはいかないとペースを上げる。
徐々に離されながらも登り区間が終わり、下り区間へ！標高はかなり高い。
雨のために視界が悪いのと、外気温の低下で手先の感覚が無くなっていく・・・
マズイ！！ペースが上げられない！！そうこうしているうちに、視界にとらえていた選手を見失い、完全に孤立状態。後方からも追い上げてくる気配もない。

こうなると自分との闘い。寒さと感覚のマヒに耐えてひたすらにゴールを目指す。
残り10ｋｍ地点。見覚えのある景色が見えてくる。
富士見パノラマのコース入り口！ここからはウエット路面のダウンヒル！
すでにブレーキの感覚がないが、何度か走っている経験を生かして、リスクを冒さずに集中して下る。とはいえ、度重なる振動で腕や足はパンパン。
なんとか転倒せずに下りきる。残りは駐車場までの道のり・・・・

と思いきやまさかのXCコースの逆走！！この終盤に来てのこのコース設定はエグイ。
体は限界を迎えながらも必至に走る。最後のシングルトラック。ここをクリアすればゴールの駐車場！！
雨に耐えながら無事にゴール！！

レストランで振る舞われたトン汁が体に沁みわたりました～。

無事好成績でレースを終えることができましたが、トップの選手たちとの差はまだまだ空いているのだとも改めて実感。今後の課題になりそうです。

この次は10/13にJシリーズXCO、富士見パノラマ大会となります。2週間連続のレースとなりますが、コンディションを整えて臨みたいと思いますので、応援よろしくお願いします！！
※また週末にかけて台風が接近中だとか？またまた嵐の予感！？