みなさまこんにちは。テラヲです。
7月も後半戦に差し掛かりましてあのイベントが近づいてきます。
そうです。OMM LITE/BIKEがやってきます。

走破性のMTBか 
軽くて早いグラベルか
出場される皆様、バイクや持ち物の準備はお済みでしょうか?
私はつい先ほど当日乗るバイクの組み立てが終わりポジションやフィーリングを思い出しているところです。今年も去年と同じSALSA CYCLES / WARBIRD で走ろうと思います。最高なんですよねこのバイク。また機材編で深掘りしたいと思います。
どんなウェアを着ていこうか、どんなタイヤを履こうか、キャンプ飯は何作ろう、ビールは何本持っていこう、などなど色々準備に明け暮れているかと思いますが、ここで一つOMM BIKE 前年度チャンピオンかつ最多準優勝の記録をもつこの私から是非とも準備の工程に加えていただきたいアイテムをご紹介させてください!
地図、どうやって持ち運ぶ?

フォークバッグが好み
職業柄、毎年会場で出場者の皆さんがどんなバイクや装備を使っているか、ついついチェックしてしまいます。バイクもロードバイクやグラベル、MTB、クロスバイクと多様性に富んだラインナップ。荷物の積載方法もさまざまでバイクパッキング派やキャリアをしっかり装備したツーリング派、バックパック派など様々です。ただ1点だけ気になるのが地図の運び方。OMMは自転車を使ったオリエンテーリング、地図といかに仲良くなれるかもかなり重要な要素であります。
会場やレース中に目を光らせていると、フロントバッグやバスケット、お尻のポッケに入れておく方が多いように感じられました。CPで止まるたびに引っ張り出して確認して、なかなか大変そうじゃあありませんか。

毎年初日で地図をダメにする男 
3D地図
そこで活躍するのがマップホルダー。ハンドルやステムに地図を固定して貼り付けておくととっても便利。
そういう私も初出場の時はマップをどう持っていくかなんて気にも止めず、たまたま会場に出店されていたICERIVER JAPAN様のブースでマップホルダーをレンタルしました。これが使いやすいのなんの。走行しながら常にマップ上で自分の位置を確認できるのはガチ、エンジョイ関係なく大きなメリットだと思います。
車を運転する時、いちいちスマホ取り出して地図を見ますか?
シート裏のポケットからマップル引っ張り出しますか?
この時代、カーナビで走行中でも目線を移せば現在地やルートが確認できます。
ナビがない車でもスマホホルダーさえあればGoogleが導いてくれます。
GPSの使用が禁じられているOMMだからこそ、地図をいかに使いこなすか、使いやすい状態にしておくかが楽しめるカギではないかと思いますね。
理想のホルダーってどんな姿をしているのかな
ICERIVER JAPAN様謹製のホルダーは最高に使いやすいんですが、私の自転車道楽スタイル的に使うのはOMM以外では年に1回あるかないか。このためにホルダーを購入するのは懐事情的にに少しハードルが高いので自作してみることにします。

去年のも悪くはなかったが回らないんです
実は過去数年、自作のホルダーを何度か作っては見たものの満足なものができた試しがありません。なので今年は入念に調べて、史上最高のマップホルダーを作ってやろうと思います。
マップホルダーに求める性能、機能として
・固定力
・軽量性
・耐水性
・回転機構
この辺りは妥協ができません。
固定力と軽さについては想像が付くと思いますが見落としがちなのが耐水性。

使用前 
使用後
例年OMM BIKEは7月末開催、梅雨と夏のちょうど間の天候が読めない季節の変わり目です。
豪雨に見舞われることも何度かあり、過去に自作したホルダーが壊れてダメになってしまったことも。
天気が良くても、自身の汗や名物の渡渉(今年もあるといいな)など、水に濡れるリスクは避けて通れません。
最後の回転なんちゃらってなんぞ?と言いますと、固定した地図をクルクル回せる機能のことです。
カーナビって、設定にもよりますが常に自分の進行方向に地図の向きが変わりますよね。これをアナログの地図で実現するってわけです。ここで必須装備品のコンパスが役に立つんですよ。
地図を回す奴は空間認知能力が…なんていう意見もちらほら見られますが、自転車乗りながら、必死にヨダレ垂らしてゼーハー言いながら移動している自分の現在位置を把握するなんて鬼畜の所業。脳の疲労もなかなかバカにできないので回せるなら回せた方がいいんです。
地図もカーナビもノースアップに慣れている方には必要ない機能かもしれませんが、地図読み初心者の方にはぜひ試していただきたいです。
作ってみよう
今回用意したのは以下の材料です。
2,000円もあれば収まります。無駄にステンのワッシャーを選んでしまったのでもう少しリーズナブルにもできそうです。
材料のほとんどは長野県民ならお馴染み、スーパーセンター綿半ホームエイド伊那店で調達しました。
綿半は安曇野インター降りてすぐの豊科エリアにもあるので、現地調達も可能です。ぜひ。
材料
・A4プラスチック製バインダー
・ゴムシート
・M8x40mmボルト&ナット
・ワッシャー M8,M10
・家具用スライドクッション
・アルミステー
必要工具
・穴あけ用ドリル
・ドリルビット 8mm
・13mmレンチ x2
・ポスカ
・ハサミ

マーキングして 
拡張!
1.バインダーに穴を開けましょう
可能な限り中心に穴を開けます。回したときの快適さはここで決まります。慎重に。
プラスチックのバインダーをおススメするのは水に強いから。過去に芯が紙でできているバインダーを使ったことがありますが、雨に降られて一瞬で溶けました。

切り出したゴムシート、撮り忘れました
2.ゴムシート、スライドクッションの下ごしらえ
ワッシャーのサイズに合わせてゴムシートを2つ切り出します。
回転する際の摩擦を低減するためにスライドクッションをチョイスしました。シートタイプでも可。むしろ推奨。
今回はクッションタイプを選びましたが、結果剥がしてしまったので滑るシートならなんでも。
中心にボルトの通る穴を開けておきましょう。

あんま綺麗じゃないね 
まぁまぁ
3.軸の組み立て
ボルトにワッシャー、ゴムシートの順で1枚ずつ通しバインダーの穴に挿入。
裏から出てきたボルトにもう一枚のゴムシート、ワッシャーを通したら滑りシートでステー挟むように通し
最後はワッシャー、ナットで固定。
ステーにかかるテンションをシートで滑らせるイメージです。
上下のボルト、ナットで回転の具合を調整し、決まったらナットをもう1つ追加して緩み止めにします。
ハブの玉あたり調整みたいで自分の好みの回り具合にしてください。
ハブといえばうちの高辻がハブオーバーホール大好きなのでみなさん依頼してあげてください。
4.回してみよう!
楽しい!
これで自作マップホルダーの完成です。
回転機能が不要な方は滑りシートを省いていただけたら。
自転車への固定はGoproやGarminのマウントやMinouraの雲台など色々試してみようと思います。
何かいい案が見つかった方はメールお待ちしております…!
FIDLOCKのVACUUMシリーズを使ったマップホルダーの作例もありました。
今なら本番ギリギリ間に合います!自作の回転機構が気に入らなかったら僕も使ってみようかと。
OMM BIKEまであと1週間!
バイクの準備をするならそろそろタイムリミット。
大会中にメカトラで走れなかった…なんて悲劇は避けたいものです。
疲れた!足攣った!ハンガーノックだ!替えのチューブや工具が無い!は自己責任ですが機材面やノウハウの面なら全力でサポートしますのでどうぞ頼ってください。
連休中の駆け込み相談、お待ちしております!それでは!



