賑やかな山も好きですが、静かな山歩くのもいいなと思う今日この頃。2023.1.11に登り初めにひとりで守屋山に行ってきました。スタッフゆきこのフィールドレポートです。

お客様に冬は何をしていますか?とお尋ねしたときに「寒いのでこもってます…」というお話をよく聞きます。わかります、その気持ち。でも、必要な装備を揃えてお天気の日を選んで歩く里山もおすすめです。

守屋山は伊那市と諏訪市の間にある杖突峠のてっぺんにある山で、御柱祭りで有名な諏訪大社のご神体でもあります。地元の方からも愛されていることもあり、登山道や看板の整備もしっかりしているので初めての山がこちらという方も多いイメージ。
実際私も長野に引っ越してきて初めてひとりで登ったのはこちらでした。
いくつか登山口がありますが冬場は通行止めの道もあるので、杖突峠の登山口が使いやすいと思います。


この時期に必ず持っていくのはチェーンスパイク。気温が高い日は防水のトレランシューズ「ALTRA / LONE PEAK ALL-WTHR MID 」、気温が低い日は冬用のブーツを選びます。バックパックの中にはレインウェアの上下と防寒アイテムのダウンジャケットが入っています。

この日の積雪状況は登山口付近の雪はまばら。中腹からは約10㎝~20㎝の間で増えたり減ったり。登りはチェーンスパイクなしでも大丈夫ですが下りは確実にあった方がよさそうです。

お天気が良ければ登りでも汗をかいてしまうので厚着のし過ぎには注意が必要ですね。

駐車場から約30分で鳥居や避難小屋「水呑場山荘」のある広場。そこから双耳峰の東峰までゆっくり歩いて約1時間。杖突峠から登ると奥のピーク、西峰まで約20分でした。

山頂は360度パノラマ。八ヶ岳と諏訪湖の眺望はもちろんのこと、その向こうには北アルプス、中央アルプス、南アルプスまで一望できます。





西峰から東峰への登山道も気持ちよいので時間があればそちらまで足を延ばすのもおすすめ。東峰の山頂はそう広くないので、ゆっくりするならベンチや小屋がある西峰がおすすめです。


この日はランチはお気に入りのパン屋さん「とみがたベーカリー」のパンをランチに。別の日はちょっとコーヒーを淹れてみたり。RawLow Mountain WorksのCaramel Sackに気分に合わせたアイテムを入れて行ってちょっと一息。


展望を満喫したら、サクサクと下って約1時間で駐車場に到着。チェーンスパイクを装着すると足元の安定感と安心感が得られるので冬の里山ハイクのお助けアイテムです。


ちょっと興味があるなと思った方はルートや装備についてもお気軽にご相談くださいね。
寒い季節ならではの楽しみもぜひ見つけてみてください。
ゆきこ