ルートvol.6より〜「OMM LITE/BIKE」のお話をもっと深掘ろう!その1〜

こんにちは!最近久しぶりに普通?の金髪になったハッチです。
ピンクとかグレーとか重ねずに、シンプルな金というのもたまには良いですね。

さて、今回のブログはタイトルにもある通り

フリーペーパー「ルート」vol.6との連携記事となっています!

vol.6では7月にお店のみんなで参加した「OMM LITE/BIKE」についての特集を組んだのですが、あまりにも良いイベントすぎてA3ペライチのペーパーではとてもじゃないけど収まりきらず。紙面に載せきれなかったエピソードやお写真をこちらで紹介しようという訳です。

(追記:そしてそんなブログも書き進めてみたらなかなかのボリュームに。まずは紙面でショート版の掲載だったスタッフスナップのコーナーの全文紹介から、2部構成にてお届けします笑)

OMM LITE/BIKEとは

「OMM LITE/BIKE」とはイギリス発祥のオリエンテーション競技「OMM(Original Mountain Marathon)」をもっと手軽に、お楽しみ要素を増やして楽しもう!といった名前の通りライト版のイベントです。
詳しい説明は昨年出場した際のブログに記載してあるのでこちらをご覧ください。

今回の参加メンバー

昨年は私と社長のタケさん、そしてwelldoneのイノッチさんの男女混合チーム、とにかくタフな若手アルバイト男子チームの2チームで出場したのですが、今年は思い切ってお店をお休みに。松本蔵のみんなで男女1組ずつチームを作り出場してきました!

どちらのチームも経験者と初参戦のスタッフが混ざったチーム編成。

「ただただ普通に出場しても面白くないよね」

ということで、今回は「26inchオールドスクールMTB」をテーマに掲げ、OMM BIKEの為に各々がバイクを用意しました。なんと5人中3人がOMM BIKEに合わせてフレームを購入するという拗らせ拘りっぷり。笑

そんなスタッフのみんなに、「①バイク&ウェアの拘りポイント」「②OMM BIKEに出場しての感想」を語ってもらいました!

それでは張り切って行ってみましょう〜〜〜〜

まずはCLAMP松本蔵の店長、OMM初挑戦の兵藤くん

メーカー名:ROCKY MOUNTAIN
モデル名:ELEMENT Team SC
クランク:CANE CREEK / eeWINGS
ハンドル:NITTO×BLUELUG / hihi-bar
コンポーネント:SRAM / NX 11s
タイヤ:MAXXIS / Holy Roller 26×2.2

①大会2週間前に車体が完成&その後あまり乗れずで迎えた初日。
フルサスペンションMTBで出場した僕は多くの人がグラベルバイクや29インチのハードテールで出場する理由を痛感しました。笑(2日目にチームメイト全員がグラベルバイクに乗り換えたのはここだけの秘密。)
服装は普段と変わらずですが、ズボンの中にパッド付きのショーツを履き、マイブームのDa Brimのヘルメット用サンバイザーを装着して出場。
大会直前に届いたCANE CREEKのチタンクランクがモチベーションを底上げしてくれました。

②初出場だった僕は白馬を舐めていました。普段から大量に飲み物を飲む体質から開始1時間で飲み物切れに。
普段は喉が渇いたらコンビニなどに駆け込めますが、チェックポイントの多くは丘や坂道の先にあり、付近に自販機すら見当たらず暑さに苦しめられました。
来年初出場する人がいるのならこれだけは伝えたい。飲み物、食べ物は十分にパッキングしていこう。

続いて男子チームの頭脳担当、ルート副編集長テラヲくん

メーカー名:STORK
モデル名:REBEL PRO
コンポーネント:SHIMANO / XTR M950
タイヤ:SimWorks / Super yummy 26×2.22

①MTBに乗り始めたキッズの頃の憧れを叶えるべくXTRで組みました。
中でもパラレルリンクのVブレーキがお気に入り。フロントトリプルの駆動系も逆に新鮮で楽しく走れました。
タイヤはSimWorksSuperyummyをチョイス。走りも軽くてカッコいい最高のタイヤ。オフロードの先にあるCPへもガンガン進んでいけました。
ウェアはお気に入りのNORRONA/Skiboth Flex1 Shortsを。MTB系のショーツながら伸縮性があり、サイドにはメッシュのベンチレーションも備わる優れもの。
ベンチレーションといえばこれまたお気に入りのGiro/Syntheも忘れてはいけません。軽くて涼しい夏のライドにぴったりなヘルメット。スタッフ間でも何気に着用率の高いブランドだったり。オススメです!

②昨年に引き続き二回目のOMM。地図読みができない(しない?)メンバーとの出走だったので今年もナビ担当。白馬は俺の庭。地元のプライドが迷うことなど許さない。
去年ほどしっかり自転車に乗りこめていなかったので、迷って止まる時間を最小限に抑えて走ることが今回の作戦。
しかし男ってのはバカなものでグラベルに入った瞬間テンション爆上がり。ペダルに力が入り過ぎて何度もCPを素通りする始末。「止まれ~!!!!!」って何回叫んだことか。目の前全てのCPに全力で向き合った結果、競技時間半分過ぎで皆お疲れモードに。補給とペーシングの大切さが身に染みました。
でも上手くいかなくてもしんどくても終わってみれば楽しかった!って思えるのがOMMのすごいところ。
来年は三度目の正直で優勝するので期待していてくださいね。

男子チームラストはクレイジーボーイことまさみち

メーカー名 :KONA
モデル名:CINDER CONE
コンポーネント:SHIMANO DEORE 530 3×9速 STI
タイヤ:PANARACER / MACH SS
フェンダー:HUCK NORRIS / face kick fender
ペダル:TIME / attack xc4

①昔のロゴが可愛いロングセラーXCバイクKONA/CINDER CONE 2007をベースに、今となってはレアなフロントトリプル、STIレバーのSHIMANO/DEORE、SimWorks/Homageの元となった舗装路からダートまでいける万能タイヤ、PANARACER/MACH SSというパーツチョイスでした。
ウェアはお気に入りのnorronaのベンチレーション機能付きショーツ、化繊のアロハシャツ、足の温度を37.5度にキープしてくれるpoint6のメリノソックスという組み合わせ。どれも風通しや速乾性に優れていて、40度近い白馬でも最後まで快適に走ることができました!

②昨年に引き続き、地図読みではなく状況に応じてポイントを取る順番を提案していくという役割でした。
経験と今の自分達の走力を考えた上で作戦を立てたつもりでしたが、終始時間に押されて焦り、ペースを乱してポイントも見逃すという負の連鎖を止められず。
そもそも序盤で「いや〜、1年ぶりのOMMだから流石に調子出ないっすね〜」と当たり前すぎる発言をしてしまい「みんながみんな1年ぶりなんだよ!」とツッコまれた時点で気を引き締め直すべきでした。
反省点は多々ありますが、みんなでワイワイBBQも出来たし、全員怪我なく笑顔で終われたことが何よりのOMM土産。
来年こそは、勝利を追求したバイクと鍛え上げたボディで優勝をゲットしたいと思います!1年後が楽しみだな〜腹筋割れるかな

続いて女子チーム。イベント出場自体が初めてだったぴちぴちぴーち、おおやちゃん

メーカー名:FUJI
モデル名 :JARI1.5
クランク:FSA / Vero pro 46/30T
ハンドル:Oval / Concepts 325
コンポーネント SHIMANO / Tiagra 
タイヤ:BRUCE GORDON / Rock’n Road Tire (F700×48c R700×43c)

①初めて買った自転車でイベントに出るのが秘かな目標だった私は、約1年前に購入したFUJI/JARI1.5で出場しました!
しっかりと走ってくれる優れモノ。自分の筋力が足りずJARIの本領を発揮させてあげれたかは分らないけど、JARIの走破性に助けられたのはホント(笑)
服装は、お気に入りの山と道/Bomboo Shrt sleeve shirt。肌ざわりが優しくて、ガシガシ使いたい私にはぴったりのウェア。足元は毎日履いているBEDROCK SANDAL/Carin 3D Adventure Sandals 。ベルトが3か所で調整できるので、フィット感抜群。ソールにはビブラムソールを使用しているので、強い気持ちで悪路に踏み込んでいけました!
チャームポイントは、ヘルメット!GIRO/SANTAX MIPS AFの横に入っているカラフルなラインがお気に入り◎かぶり心地は、ズレなく常にピッタリ! 軽くて長時間被っていても快適です!

②「両足、ふくらはぎと太ももが攣って痛かったーーー」というのは置いといて~。
初めて参加する自転車のイベントがOMMで良かったです。激坂の上にポイントがあったり、真横にあるのに気付かなくて笑えたり、地図で見た道を走っていると思ったら1本隣の道だったり、おいしいドーナツ屋さん見つけたり(笑)
ハプニングは付き物だけど、全てが良い経験になる2日間でした!何よりも、仲間と一緒に頑張れることが一番楽しかったです。
最初にも書いたとおり、1日目は水分と塩分不足で足が攣ってしまったのでボトルは2本持ちと塩分タブレットは必須だなと学びました。これからのロングライドに活かします👍
あとは、楽しむ気持ちとちょっぴりの勇気で乗り越えられる!自転車1年生の私が走れてるから大丈夫です(笑)
来年も出たいな~って、思っているおおやちゃんでした✌

そしてラストは私、ルート編集長ハッチ

車種:ROCKY MOUNTAIN / HAMMER
コンポーネント:SHIMANO DEORE XT&LX 3×9s
ペダル:SimWorks by MSK / TinyBubbly
タイヤ:IRC / MYTHOS XC (26×1.95)

①OMM直前にUSED BIKEとしてお店へ入荷してきた車体に一目惚れ。時間がなかったので今回はグリップ、タイヤ、サドルにペダルと最低限必要なカスタムのみで挑みました。
26インチに細身のフレーム、重量も控えめと背の低い私でも扱いやすく担ぎやすいところがOMMにぴったり。
走り重視でちょっと細めの1.95タイヤに設定したので上り坂でもスイスイでした◎
ウェアは昨年同様、山と道/UL shirtにmidorinotentのハンターベストの組み合わせが大活躍!ハンターベストのポケットに必要なものをなんでも詰めて快適に走り切りました。

②今年で2回目のOMM BIKE。女子だけのチームで出場したい!という念願が叶ってとっても嬉しかったです。
バディに名乗り出てくれたおおやちゃんありがとう!勝ちたすぎて無理させてごめんね。笑
会場で久々にお会いした方々に声をかけていただけたり、競技中は知らない方でも頑張りどころで声援を送りあったり、とにかくアットホームなOMMと白馬の街の雰囲気が大好きです。ありがとうございました!

ゲストライダー/<HIKER TRASH>いわしさん

今回はCLAMPオリジナルグラベルバイクCGのプロモーションとして、実は〈HIKER TRASH〉のいわしさんにCGで出場をしてもらっていました。いわしさんにもお話を伺いましたよ〜!

車種:CLAMP / CG
ハンドル :Ridefarr / Aero Road Handle
コンポーネント:SHIMANO GRX 11s
タイヤ:TERAVAIL / Superwood 29×2.2

①今回はCLAMPのグラベルロードであるCGを使用しました。
太めのタイヤを履いていたのでダートの下り坂を軽快に走ることができ、クロモリなのに車体が軽いので急な登りも小気味良くペダルを漕いでスイスイと進むことができました。
バイクが素晴らしいのはもちろんのこと、それと同時にとても良かったのが、RideFarr/AERO GRAVEL ALLOY HandleBar。ダートは幅広のハンドルで操作して、舗装路に入ると中央部の持ち手を握ってポジションを変えながら走行しました。これによりスピードも出たし、上半身の疲れも軽減されました。
今回のウェアは先日までハイキングをしていたアリゾナトレイルの服装をそのまま使用。一番のお気に入りはアメリカのガソリンスタンドBuc-ee’sで買ったカラフルな化繊のシャツ。
少し丈の長いメリノパンツを履いて、ズボンと擦れて痛くならないようにしました。
山の中を押すことを想定したので、サンダルではなくVivobearfootのグリップ力が強いシューズを選んだのも良かったです。

今回のOMM BIKEは前日の雨の影響でコースがぬかるんでいたりと、なかなか刺激的なオフロードがたくさんあって、これでこそグラベルロードバイクの真価を発揮すべき場所である!と感じました。
僕とバディーはとにかく北の最果てを目指そうとしたのですが、ルートチョイスがうまくいかず、頑張ったにも関わらず点数はふるわない結果。これに関して我々、いい大人なのに拗ねてしまいバッドムードで1日目を終了。
しかし、2日目は同じエリアを中心に最適なルートを回ったおかげで、得点を重ねることができて、19位という嬉しい順位で終えることが出来ました。なんだかんだで頑張った事が最高の思い出になるなと感じたOMM BIKEでした。


はい!ありがとうございました〜〜〜!
みんながそれぞれ語りきれない程のストーリーを描くOMM BIKE。本当は〈welldone〉イノッチさんのインタビューも泣く泣くカットしたエピソードがあるのですが、それを話し始めると本当に終わりが見えない記事になってしまうので、残念ですが割愛します笑(とにかく脚が攣って大変だったとだけお伝えしておきます)

「その2」ではOMM LITE/BIKEに出場されていた他チームの皆さんのスナップコーナーから、カットしてしまったコメントやお写真のご紹介をしたいと思います!

次回もお楽しみに◎

ハッチ

CLAMP 松本蔵
〒390-0802
長野県松本市旭1丁目1-20 和泉町伍蔵 蔵3
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OPEN 11:00-20:00
e-mail clampkura@gmail.com

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