僕が自転車業界に入って初めて買ったロードバイクは、SALSA CYCLES / サルササイクルズのディスクロードバイク
Colossal2

それまでは今は無きSURLY CROSS CHECKをフラットハンドルからドロップハンドルにしたり、45Cから28Cにしたりと、ロードバイクやシクロクロスっぽく乗っていたので、”ロード”と言うジャンルのバイクは所有していませんでした。

「自転車屋になったんだし、ロードバイクぐらいは持っていないと。でも普通のロードバイクじゃ嫌だ。」と、相談した先輩たちにゴリ押しされて購入したロードバイクが2012年モデルのSALSA Colossal2

ロードやクロスはまだまだリムブレーキ全盛期。当時は「ロードフレームにディスクブレーキなんて…」と言った時代。たかだか12年程前の話しなのに。

あー懐かしい…

白ブラケットのSRAM APEX…

プレスフィットBB迷走期…

当時ENVEのフォークにコンポーネントはSRAM APEX (クランクはFSA)がついて完成車で25万ぐらい。今では考えられないプライスでしたね。

WPの埋め込みがなぜかエラーになってしまってスクショですみません。

当時、名古屋から飛騨高山を往復日帰りするライドがマイブームで良く走ってました。

今ではレアな姿…サイクルジャージを着ている姿を過去のインスタで発見。
乗ってたなー。痩せなきゃなー。

その後Colossal2 はハンガートラブルで今は乗れなくなってしまいましたが、今でも大切にフレームは持っています。ハンガーBOしてるのに4年ぐらい来ません。もう来ないのでしょう。

語り出したらキリがありませんが、本当によく進むバイクで、いろんな場所へこいつと行った思い入れのある大好きなバイクでした。

それから12年の月日が経ち、自身2台目のSALSA CYCLESを手に入れました。

SALSA CYCLES Blackthorn Alloy

SALSA CYCLES Blackthorn Alloy

SALSA CYCLES Blackthorn Alloy 自身12年ぶりのSALSA、そして2018 Process 153 CR 以来、6年ぶりのフルサスです。

Adventure by Bike“と掲げているSALSA。イメージとしてはアルミやカーボンのツーリングバイクやグラベルバイク、ファットバイクなどのイメージが国内では強いかと思いますが、実はマウンテンバイクもかなり調子良い!!という事を9月に行われた代理店の展示会で再確認。

海外の動画やSNSを見ると結構多くのライダーが乗っているのも以前から気にはなっていました。

とは言うものの、自身乗った事も、特に深掘りした事もなく、「SALSAのマウンテン?まぁ良さそうだけどね。」
「昨今のSALSAといえばグラベルバイク、ツーリングバイク、マウンテンタイヤ履いたドロップハンドルのモンスタークロス的なバイクじゃね?」ぐらいなイメージでした。(MTBフレームの規格もちょっと一癖あったり、扱いにくいなーとも思っていたり。すみません!!)

話は戻り、代理店の展示会で行われた試乗会で、同行したスタッフ、テラオが試乗車で展示してあったSALSAのフルサスに乗り会場まわりを試走。会場近くのちょっとしたダートも走らせてもらったとか。

そして戻ってくるなり、「めちゃくちゃ調子いいっす!!」を連呼し、なぜか俺に猛アピール。

結果それがトリガーとなり、気づけばテラオでは無く自分がフレーム買って組んでましたのでご紹介。

サスペンションフォーク:ROCK SHOX LYRIK Ultimate / 160mm
リアサスペンション:ROCK SHOX SUPER DELUXE SELECT +/ 140mm

フレーム推奨のSuspension Fork Length は140~160mm

オフシーズンの里山ライドからゲレンデダウンヒルまで、そつなくこなせるROCK SHOX LYRIK160mmをチョイス。

とにかくサスペンションの進化はすごい。

2016年に作ったハードテイルフレームでつけたROCK SHOX PIKEを今の今までずっと使い続けていたのでもはや浦島太郎状態。

ドライブトレイン : SHIMANO XT 8100 1×12 クランク、チェーンリング XT8130 スーパーブースト 。
リアスプロケットは10-51 フロントチェーンリング 30Tの組み合わせ。

フレームリアエンドが148mmのブースト規格ではなく、157mm。ダウンヒルバイク等で使われているスーパーブースト規格が採用されていますので、ハブも合わせてSHIMANO XT 8130マイクロスプラインハブを。

フロント30T、リア10-51Tのギア比の組み合わせで登りも◎

Blackthornの大きな特徴としてはプログレッシブ・トレイルジオメトリーを採用し、ダウンヒルライディングはもちろん、安定したクライミングを両立。登って降れるフルサスバイクです。

タイヤ: TERAVAIL KESSEL 29×2.6
こちらもテラオにおすすめしてもらったタイヤを素直にインストールしてみようかと。

MTBタイヤは長年SCHWALBEを好んで使っていたのですが、今回はMTBでは初めて使うTERAVAILを。
モデルはKESSEL 29×2.6  富士見パノラマのようなガレたDHコースも、落ち葉が積み重なったスリッピーな里山トレイルでも高いパフォーマンスを発揮。 めっちゃいい。テラオありがとう。

リム:VELOCITY BRUNT35 ポリッシュを。軽量で剛性もあるVELOCITYのアルミリム。決めては今では珍しいポリッシュカラーがしっかりとメイカーラインナップされていること。

ほぼブラック一択のMTBリムですが、こういうカラーがしっかりラインナップされているのは嬉しいですね。

ブレーキ:MAGRA MT Trail Sport フロント4ピストン、 リア2ピストンキャリパーで制動力も十分でコントロールもしやすく、さらにコスパも◎

前後150mmトラベルのハードテイル、フルサスペンションバイクに適したモデルとなっています。

ドロッパーポスト:PNW components RINIER 170mm
こちらもコストパフォーマンス抜群のドロッパーポスト。昨今はハイエンドなドロッパーポストは無線で無くともレバーとポストで、10渋沢に迫る程かなりいいお値段してきますがこちらは半額の4渋沢内。

動きもそこそこスムーズでノンストレスで使っています。

自身身長180cm 股下840mm 、フレームサイズ”L”で170mmストロークがドンピシャです。

サドル:WTB Devo-Pick Up
サドル後部に穴が開いていて、持ち手になっているサドル。「富士見パノラマのゴンドラとかの乗り降りで重宝するぜ。」なんて半分ネタで付けたサドルですが、シングルトラックでの押し上げ時にもマジで調子良い。

そして何より登りでの座り心地の良さはさすがWTB。

ただ、もうちょっとサドル後部の幅が狭いと、ダウンヒル時には太ももへの干渉が抑えられて、より良いかなーとも思ったり。


ヘッドセット: CHRIS KING inset 2
ボトムブラケット: CHRIS KING Thread Fit 24


ヘッドセット、BBは迷う事なくCHRIS KINGの選択。 豊富なカラーナインナップはもちろん、精度、耐久性、メンテナンス性どれをとっても世界最高峰。

カラーはマットターコイズをチョイス。
シルバーのフレームだったので正直色はシルバー、ブラック以外なら何色でもよかったので、自身が現在所有しているバイクに使っていない色をチョイス。

ホビーライダーであれば、土の上を走るMTBやグラベル、クロスであっても定期的にメンテナンスを行っていれば10年以上は余裕で使えます。

自身が最初に買ったヘッドセットで15年目、ハブ、BBは8年目を迎えますが現役バリバリ。

昨今の値上げラッシュで、購入するのに一歩踏みとどまってしまいがちなパーツですが、先々の事を考えるとインストールしていて間違いないパーツ。結果、ハイコスパになる事間違いなし。

グリップ : PEATY’S Monarch Grip

ハンドル高やステム長、ハンドル幅は未定な部分が多かったのでとりあえず手持ちのRACE FACEを。

コラムも4cm残しと、色々なポジション、ハンドルを使いたいので、余裕を持ってカット。

グリップは一押しのPEATY’S Monarch Grip – Knurl を。

ヘッドセット、BBに合わせてカラーはターコイズ。

テーパー加工されたグリップは非常に持ちやすく、力が逃せます。

Thick (太)とThin (細)とライダーに合わせて太さも選択でき、ダウンヒル時、手にかかるストレスが大幅減で、バイクコントロールに集中できる、自分史上最高なグリップ。暫定1位です。

グリーンシーズンオフ手前で組んだので、ゲレンデダウンヒルはまだ一回しか行けていませんが、里山トレイルは4~5本行きました。

160mmストロークのフルサスですが、兎に角登りも良く進むのが好印象。

春からのゲレンデシーズンに向けて構想を練るのはいかがでしょう?

店頭に置いてありますので、是非試乗しに来てください!

完成車、フレーム共に国内在庫、残りわずかです。是非ご注文お待ちしております!

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