気づけば6度目の出場!
盛り上がってますよ!ピストクリテ。
初めて参加したのは2022年のMINOURA GODO CRIT
僕がピストクリテにどハマりしたきっかけのレースであります。
公道をノーブレーキのピストバイクで思いっきり走れるなんて。最初はそんな興味本位でのエントリーでしたがいざ走ってみるともう楽しくて仕方がない。会場の雰囲気もユルさとバチバチ感が丁度いい具合で見に来るだけでも楽しそう。
さて、不完全燃焼に終わった前回のお台場から約1ヶ月、間にOMM BIKEを挟み迎えた京都ラウンド。
OMMのブログも絶賛執筆中ですが熱が冷めないうちにこちらも書いちゃいます。ちょっと前にモモコが女子チームの様子をブログにあげてくれたのでこちらもぜひ読んでみてください。ボリューム満点の記事になってます!
前回のODAIBA BAY CRIT は都会の暑さとゲリラ豪雨の洗礼を受け、予選落ちという残念な結果に。今回のコースはストレート多め、コーナー少なめという自分向きのコースだったのでいつも以上に気合が入っておりました。
50mmハイトのリムが余裕で浸かります サーキットっていいよね
今回もメインのピストバイク固定ギアクラスは出走人数が80人を超える人気ぶりで全国から物好きたちが集まりました。中部圏での開催が多いsfiDARE CRITですが、今回は京都開催ということもあり関西、中国、四国など西の方から参戦しているライダーもちらほら。観戦している側からすると常連メンバーvsローカルの構図がなかなか面白かったりするんです。
フェイススワップしたミラウォークスルーバンでしょうか CX会場でもお馴染みエスキーナさん
今回はブース出店も多く東海圏のシクロクロスのような楽しげな雰囲気に会場が包まれます。
クリテリウムの魅力は出ている側も見ている側も楽しめるエンタメ性の高さ。特に都市部との相性が抜群だと思っています。
予選!
僕は予選4組目での出走。メンバーは過去のレースで上位入賞しているメンバーがちらほらといった感じ。4組目だからと余裕ぶっこいてのんびりしてたら召集に遅れて一人最後尾5列目スタートになってしまいました!大反省!
予選は800mのコースを5周回走り上位7名が決勝に駒を進めるというもの。つまり20人抜かなきゃいけないんだな。ほぼ全員や。時間は守ろうな。
露出度に気合いの入り用が伺えます 最終コーナー抜けてストレートへ
クリートキャッチは上々の出来。先頭が5人パックぐらいで周回しているのを横目に淡々と踏んでいき先頭集団に合流。しかし暑さのせいいかみんな調子悪そうで2名の逃げを捕まえらないまま追走の2番手でゴール。4位で決勝に進みます。
ゴール後は飲んだアクエリアス全部吐きました。普通に熱中症。いくらOMMで二日間山の中走り回ったとはいえ、京都亀岡の暑さはレベルが違う。皆さんもライド中の補給は気をつけてくださいね!
固定ギアじゃなくても楽しめる!
di2だってバッテリー外せばシングルスピードです 3位の方は御年70だか80だか… とりあえず大ベテランです!
今回初の試みとしてシングルスピードクラスが初登場。フリーギアの自転車でブレーキ必須、変速機が付いていても動かせないように細工をすれば出場可能だそうです。参加者のバイクを見てみるとケーブルでRDを固定していたり、Di2のバッテリーを抜いていたりと様々なアプローチでシングル化していました。ピストバイクを持ってなくても参加できるので裾野を広げる意味では面白い試みだったのでは。
いちについて よーいどん
もう一つの初の試みとして、ラジコンクラスの開催がありました。コース一周をラジコンと一緒に走って着順を競うというもの。たった1周?と思った方、今回のコースは800mあります。陸上のトラック2周分です。なかなか狂ってますよね〜。今回はシングルスピードクラスの直後にラジコンクラスがあったので両方エントリーしていた選手は息も絶え絶え、ラジコンの操作もまともにできてませんでした笑
下手したらこの日一番の盛り上がりを見せていたかもしれないラジコンクラス、次回もあればぜひ愛車のスズキ キャリーで参加したいものです。
順位決定戦
決勝に進めなかったからって終わりじゃ無いのがsfiDARE CRIT。
予選を走った全てのライダーにもう一度走る舞台が用意されています。
予選の順位を元に全員を振り分けての順位決定戦。走力やスキルも同じぐらいのレベルのライダーと走ることになるため、どのレースも必然的に盛り上がります。
走っている側だと分かりませんが、見ていると皆さん普通に速いのなんの。コースを走っている全員がノーブレーキのバイクに跨ってるなんて、冷静になるとイカれたレースだなぁと思います。それが堪らなく楽しいんです。
決勝 ~Night Crit~
召集エリアから こんな感じで旅立っていきます
陽は沈みましたが会場のヴォルテージは上がります。夜のレースって雰囲気あってすごく好きです。各クラスのレースが終わりいよいよラストレースのはじまりはじまり。予選で落車のあった2コーナーのヘアピンでの速度と密度を落とすため、1コーナーの入り口が絞られました。試走も兼ねて選手一人一人コールアップされながら一周のパレードラン。憎い演出してくれますねぇ。なんかこの感じ知ってると思ったら大相撲の幕内土俵入りですね。
さて問題です、予選と決勝では何が違うのでしょうか。
まず周回数。予選の5周から倍以上の12周に。周回数は倍以上ですが距離にしたら10km弱なのでそんなに大したことありません。スプリントとスタミナの両方が求められる絶妙な設定なのでは。これが20kmとかになると途中で展開が落ちついちゃいそうなので見てる側としても丁度いいのかもしれません。
そしてスピードとスキル。
よく考えてみてください。走力差のある予選ではスタートである程度選手がバラけます。しかし決勝は各組を勝ち上がってきたそれなりに走れるレーサーばかりなので差がつかないままコーナーに突っ込んでいきます。するとどうでしょう。ラインが交錯して接触からの転倒であります。私ももれなくあと少しのところで避けきれず前転。高速道路で言うと一宮JCTの渋滞に後ろから突っ込んだようなイメージ。膝と肩をちょっと擦りむいたぐらいで大きな怪我もなく、レースはリスタートとなりました。
ここ最近いい年になりながら毎月毎月膝小僧にかさぶたこしらえてます。レースやグラベルライドなど転倒の危険が高いシチュエーションでは、ちょっと良いヘルメットやプロテクターがあると安心感が違います。何が言いたいかって…? POC最高です。
LEZYNEのライトは明るいね 一人旅~
仕切り直しの決勝。みんな流石に慎重な走りになり集団は縦に縦に伸びていきます。さっきの落車でみんなセーフモードに入っているのか、はたまた暑さでヤられているのか、あんまりローテーションが上手く回らず踏めてない感じ。前から落ちてくる選手と協調したら追いつけそうな距離感でしたが虚しきかな一人旅。中盤~ゴールまでずっと一人で先頭パックを追う展開でした。
会場の一体感が良いんですよ 最大心拍から計算すると僕の心臓は14歳です
出し切る覚悟で追いついといたら…とかスタートのグリッドが…とか考えちゃうぐらい調子は良かったので悔しい結果です。ただ前回のお台場と違って出し切ってゴールできたしギャラリーの視線と声援を独り占めできたし悪くはなかったかな。バックストレートでの「テラヲ〜!!!!」って応援すごく力になりました。何度も目の前を選手が通るのが周回レースのいいところですよね。参考までに決勝の最大心拍数は206をマークしています。
sfiDARE CRITにおけるバイクメーカーの勢力分布
レースに出てみたいけどなんのピスト買えばいいの?
そんな声にお応えして会場の様子をレポートします!
特に目を引くのがENGINE11
2大勢力であるsfiDARE CRIT JAPANとK-CRIT CIRCLEをサポートするだけあって流石に目立ちます。彼らに憧れてフレーム購入したなんて話も聞いたり聞かなかったり。最近はペイントも凝ったモデルが多くて純粋にカッコいいです。要望があればCLAMPでも取り扱えるように頑張ろうかな笑
これ乗りたいんだけど無いの?ってお問い合わせ、大歓迎です。
次点でMASH,AFFINITY,CINELLIなど。LEADERやDSNVなんかもちらほらと走ってます。
いつかは出たいREDHOOK どこのブースにも映り込むENGINE11
GIANTやCANNONDALE,SPECIALIZED,BMCなどあまりピストのイメージが薄いブランドのバイクも元気よく走ってました。REDHOOKカラーのアレスプトラックかっこよかったなぁ。
そして我が愛しのALL-CITY。残念ながら今年でブランド休止の発表がありまだまだ乗りたいモデルが山ほどあった僕は悲しみに暮れています。でもそんな悲しみを吹き飛ばす出来事が今回の京都でありました。
TEAM THUNDERDOME
ご覧ください。THUNDERDOME各サイズ迫力の揃い踏みを。今まで孤軍奮闘していた僕のTHUNDERDOMEに仲間が2台も増えました。
フレームとシートクランプ以外被ってるパーツが無いのがまたいいんですよね。自転車の面白さが詰まってるそんな一枚だなぁと感じます。オーナーはそれぞれ岡山と島根から参戦しているそうで。自転車を通じて全国に友達ができるのもまたレース系イベントの魅力ですよね。
いいかげん表彰台に立ちたい僕の挑戦は続きます。
次回は9/22の岐阜。いつもはほぼオーバルコースのパワー勝負ですが今年はちょっと違うそうで。
噂によるとRADRACEのような雰囲気になるとかならないとか。コンパクトなコースはバイクの特性もあって少し苦手ですが、そこは愛で乗り切ろうと思ってます。
エントリーは8/24 21:00から!
シリーズ最終戦、思いっきり走ってきます!
Photo📸
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@katoyoshitaka
いつもありがとうございます!