やっぱりピストは飛ばしてナンボでしょ

ピストバイクと言えばみなさんご存知sfiDARE CRIT

日本でも数少ないピストによるクリテリウム。クリテリウムとは一周数百メートルのコースを周回して勝敗を競うスプリントレースで、目の前を選手が何度も通るので見ている方も楽しい事間違いなしなんです。むしろ見てる方が楽しかったり。ビール片手に友達が必死こいて走っているのをアテに一杯やるのが通の楽しみ方です。

さて、今週末の7/6は2024年sfiDARE CRITの第2戦、TOKYO ODAIBA Bay Critが開催されます。CITY CIRCUIT TOKYO BAYという海沿いの電動カートのサーキットが今回の舞台。普通にカート目的で遊びに行っても楽しそうです。もちろんスタッフ寺尾も参戦しますので、バイクチェックといきましょうか。

BIKE CHECK!

それではのバイク紹介をば

ALL-CITY THUNDERDOME

僕の人生初オールシティはラインナップの中で唯一のアルミフレーム。ちゃっかりUCI認証フレームなんですよこの子は。世界選手権やオリンピックでも使えるバチバチのレーサーです。実際乗っても速さを感じるのでバンクでも思いっきり走らせてみたいですね。

購入してからクリットはもちろんフラットバーにして街乗りでも使っていました。今現在街乗りピストはSurlyのSteamrollerにバトンタッチしたのでこちらも機会があれば紹介しますね。今年はトラクロも出たいなぁなんて企んでいたり。

Thunderdomeのバイクチェックに戻ります!

クランクは競技部時代から使っている年季の入ったSUGINO75、クランク長はもちろん165mmです。ホイールは今シーズンからカーボンディープに変更。DT SWISSのトラックハブと蔵に中古で転がっていたカーボンリムで組み上げました。

そして本当は教えたくないセットアップのキモはクリアランスギリギリの28Cタイヤ。今はロードバイクだって28~32Cの時代。ピストだって太くしたっていいじゃない。fffですよfff

流行り以外にもしっかりと理由はあって、太いタイヤを入れるとその分タイヤの直径も大きくなる為BBの位置が上がります。つまりより深いバンク角が取れるようになります。足の回転が止められないピストバイクにおいて、0.1mmでも、0.1度でも地面とペダルのクリアランスを確保しておくことがかなり重要なんです。

太いタイヤのメリットは減速時にもあって、バックを踏んだ時にスキッドするギリギリまでの領域がコントロールしやすく、よりブレーキングが詰められる気がします。23Cと比べるとより粘る感じがあり鋭角ターンがあるようなコースではより威力を発揮するんじゃないかと。sfiDAREは基本スキッド禁止ですからね!

競技場と違って公道がコースになる事も多いのもsfiDARE CRITの特徴。自転車乗りの大敵クレーチングや路肩の砂利、路面もアスファルト、コンクリート、石畳など様々な路面を走る必要があるのでそれだけでも太めのタイヤに分があることは明らか。ぜひお試しあれ!

2024年は全4戦のシリーズ戦!

今シーズンのsfiDARE CRITはシリーズ戦。各レースのポイント制でシリーズ優勝者には韓国で行われるKING OF TRACKへの出場権が与えられます。シーズン初戦のBROCK CRITは決勝に進出したものの15位でフィニッシュ。予選で着替えが間に合わずULTIMATE ROMANCEスタイルで走ることになったり、レース中クリートが外れてコースアウトしたりと色々事件がありましたが楽しく走ってこれました。そろそろ表彰台乗りたいなぁ!

いきなりレースに出るのは不安な方でも、sfiDARE CRITは定期的に講習会を開催しています。レースが不安な方も安心してデビューできますのでお気軽に参加していただければと!一人で不安って方は僕を誘ってもらえればOKです!松本の方は美鈴湖にバンクがありますのでそこで固定ギアデビューしてもいいかもしれません。

とりあえずピストがどんなもんか乗ってみたいかつ身長170cm前後の方なら僕の超カッコいいThunderdomeも試乗できますので事前にご連絡いただけたらご用意しますね。

初めて固定ギアに乗った時の「うわなんだこれ」っていう感覚をぜひ味わってみてください。

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