
「燕山荘に泊まって美味しいご飯をたべたい」
常に美味しいものを欲しているおおやです。
前回の小屋泊から、すっかり山小屋の快適さにドハマりしています。
今回は、燕山荘に泊まりたい私の願いを一緒に叶えてくれたのは…スタッフゆき!!
燕岳と燕山荘が初めての私は燕岳常連のゆきさんに連れて行ってもらいました◎
最近、山に登るたびにガスっている景色を見ている私…今回は晴れたのでしょか?!
1日目
3:00 松本出発
今年の夏山は駐車場が満車なことが多く、車が止められなかったり遠い駐車場に停めることになったり。
お客様から頂いた情報を元に何としてでも第一駐車場に停めたくてこの時間に出発!
4:10 安曇野市営 第一駐車場到着
3時に松本を出たのは正解でした。
私たちが到着した頃には残り5台程度でしたね、やっぱり夏は混みます。
ここから仮眠を少しだけ取って出発に備えます!
5:30 燕岳登山口
気分はのりのり♪しゅっぱーつ!!!
北アルプス三大急登と言われている合戦尾根は、一歩一歩が大きくて「よっこいしょ」と言いたくなるような登山道。花崗岩でできた登山道は少し滑りやすいので足の裏全体で地面を踏む意識をして丁寧に歩きました。
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと何か所も休憩ポイントがあるので、軽食や水分の補給も出来ます◎
7:45 合戦小屋 25分休憩
スイカが有名な合戦小屋。波田のスイカはとっても甘くてジューシーで疲れた体を一気に回復させてくれます。しかし、ほとんど水分なので体を冷やさないように注意!
登りの途中でお腹が痛くなるのは嫌なのでスイカは下山の時までお預け。行動食を少し食べて、シャツを羽織り、ラストスパートです。
9:00 燕山荘
ガスに覆われ全く見えなかった小屋がやっと見えた時には燕山荘のテント場のちょっと手前(笑)
時間帯なのか分かりませんが燕山荘の周りにはサルがたくさん!?子ザルはじゃれ合ってお花畑からテント場まで勢いよく走り回り、なかなか動けない状況でした。
そんな賑やかなお出迎えもあり、今日の宿泊地にゴール!!思ったより早めの到着だったので宿泊手続きを済ませ、荷物をおろして山頂までお散歩~♪
こういう時、アタックザックがあるととても便利。
今回持って行ったのは〈RawLow Mountain Works/Coccon Pack Spectra〉擦れに強く、撥水性もある生地を使用しているためガシガシ使いたい方にオススメ。メインの開閉はトップでできますがサイドからもアクセスできる優れもの。レインウェア上下、ミッドレイヤー、カルフワタオル、エマージェンシーキット、水分、を入れておくのに丁度良い14Lサイズ。夏の日帰りや、里山でも併用して使えるのもグッド!
10:00 燕岳・北燕岳
相変わらず景色は真っ白。
雷鳥いないかな~なんて歩いているとあっという間に燕岳山頂!
イルカも見れたし、めがね岩も見れた。北燕まで行ってきたしお散歩にはいい距離。お腹もすいたし、そろそろ戻ろうかね~
11:10 燕山荘戻り
今回、楽しみにしていたのは燕山荘でのごはん。
行動中はあまり食欲が湧かないタイプなので、ハンガーノックにならない程度のカロリーを補給している私の胃袋は小屋に着くころには空っぽ。16:40には夕食でしたが、うどんとケーキセットをペロリと食べ、夕食までお昼寝していました(笑) 山で食べるご飯は格別でその上、ホットミルクとモンブランだなんて最高!!夜ご飯のハンバーグも山小屋で頂いているとは思えないほど豪華で「さすが燕山荘」と感心。(私の毎日の夜ご飯より豪華だなぁ…)
夕食のときに燕山荘グループの代表からのお話はとてもおもしろく、考えさせられることが多かったです。
山の魅力、山の怖さ、知識、経験、全てにおいて共感と学びがあるお話を聞くことができました。そして、最後に燕山荘名物 代表のホルン演奏。これを聞くためだけに燕山荘に泊まる価値あり◎
サイコーの夕食でした!!!
20:00 就寝
ゆきさんとお話ししながら、近くの方たちの話し声がいい感じのラジオ感があり、のほほんと聴いていたら消灯(20:30)を待ちきれずに、寝落ちしていました(笑) 夕方にお昼寝もしたのにね。
2日目
3:00 起床
4:15 小屋前で待機
実は、昨日の天気は一日中曇りで燕岳の姿を見ることができませんでした…天候次第で晴れるのは朝のみ。この一瞬に全てを掛けるために3:00起きは必須でした。(天の川見るための早起きでもあった)
天気は、昨日に引き続き曇り。風が吹いて雲が流れている様子が見れたのでちょっと期待!!
5:10 日の出
私はこの景色が見たかった!!!
ずっとずっと待ち望んでいた景色。やっと見ることができました。雲海も滝雲もご来光も、なんなら槍ヶ岳も!


あぁ~、山って最高。
なにも言うことないです。天候によっては良い景色を見れずに山を下りなきゃいけない可能性もある中、自分の足で歩いて登って見れる景色は格別です。何度見ても、何度しんどい思いして登っても、また山に登りたいと思わせてくれるくらい特別です。
山での一番の回復は「美しい景色」と燕山荘グループの代表も言っていました。
そのくらい、心も体も一瞬にして満たしてくれる山の魅力…素晴らしすぎてむしろ恐怖の域です(笑)
でも、一生 山の虜でいいかもね。なんて言ったって最高じゃん!

5:20 朝食
いい景色見て、興奮してカロリーを消費しきった私。「おなかすいた~」なんて言っていたら、同席の方がご飯山盛りにもってくれました。また、食べすぎちゃった(笑)
おいしいご飯を食べて少し休んで売店で散財して、燕山荘を満喫しました!
7:00 燕山荘 出発
7:40 合戦小屋 20分休憩
下り始めて40分で休憩しちゃうなんて~…って思いました??
休憩という名のスイカタイムです。今回の予定にあった『合戦小屋でスイカを食べること』これは何としてでも食べなくてはいけません!!夏満喫したい!!スイカ!!
1つを2人で半分こして食べました◎
10:00 燕岳登山口 下山
富士見ベンチが出てきてから、第3、第2、第1ベンチと下りていき、あっという間に登山口。
無事ゴールできたご褒美ソフトクリーム。
まって、この2日間食べ過ぎじゃない?!まあ、いいか~楽しかったから(笑)
天気予報はずっと曇りでしたが、雨に打たれることなく歩けたし晴れ間もあったので良し!
合戦尾根は北アルプス三大急登と言われていますが、登山道はすごく歩きやすくて、整備をして下さる方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
私が返せることは、山でお金を使うこと。マナーを守って山に登ること。少しでも貢献出来たらいいな~
行く前に「燕岳は(コースが)長いんだよな~」ってみんなに言われたけど長い感じがしなかったのは私だけ??
話によると、2回目以降はめっちゃ長く感じるらしい。とくに1人だと。
きっと次に行くときは、パノラマ銀座縦走の時かな!!!
来年には行けるように今から少しずつ整えていきたいです。
山で見かけたら声かけてね♪
必死な顔してるかもしれないけどネ
最後までお読みいただきありがとうございました!
