皆さんこんにちは、こんばんは。兵藤です。
長野県は、「梅雨かな?」という具合で大雨が続く今週です。
一部地域では大雨により土砂崩れなども起きているようで。雨が収まるまでは乗るのではなく
整備などに時間を使い無理をなされないように。

雨、雨、雨…


さて、早速ですがタイトル回収を。
ピンときたそこのあなた、さすがです。
暗号のようにも見えるこの文字たち。

自転車には大小さまざまなサイズの車輪が使われています。
小さなものでは12インチ、市販されている大きなものでは29インチまであります。

ロードバイクでは700C、MTBやグラベルバイクでは650Bと呼んだ方がピンとくるかもしれません。
700や650といった数字はタイヤの直径(mm)を指します。
*タイヤの太さにより直径は変化します。

しかし総省して650と呼んでいるためすべての650同士互換があるわけではありません。
その互換性を分けるのが数字の後に付いたAやBやC。

650A=590mm
650B=584mm
650C=571mm

と言った具合にリム部分の直径が若干異なり、いずれも互換性がありません。

650Aは少し前のランドナーや26インチのママチャリはこのサイズです。
650Bは現在主流の27.5のMTBやグラベルバイクで多く使用されています。
650Cは現在でもごく一部のメーカーから販売される自転車に採用されており近年700Cではサイズが大きすぎる方向けに注目されていたりもします。

前置きが長くなりましたが今回は650Aのホイールを組ませていただきましたのでご紹介します。

ホイールの要とも言っても過言ではない「ハブ」は「ENE CICLO ツーリング」を使用しました。
こちらのハブですが最近主流の「フリーボディ」とは異なる「ボスフリー」用の製品です。

簡単に説明しますとフリーボディはハブ側に足を止めてもクランクが回らないようにする構造「フリー」が付きますが、

ボスフリーは「フリー」がスプロケット(車輪につくギア部分)側につきます。

写真はフリーボディ、フリーがハブ側についています。
車輪の骨組み部分、「スポーク」はDT SWISS のChampionを使用。入手性や価格に優れます。もちろん性能も。

650Aという規格からホイールの外周部「リム」は今では新品の入手が困難になり今回はお客様がお持込された
ARAYAの製品を使用させていただきました。

組み上げられたホイール。シルバーがかっこいいいオリジナルの1本に。

今回のように完組(組み上げられた状態で販売されているホイール)では手に入れることができないホイールが手組み(パーツを1つ1つ選び組み上げるホイール)では手に入れることができます。

完組では販売が少ないシルバー(ポリッシュ)や特殊な規格のホイールはもちろん、パーツにワンポイント色を入れることだってできてしまうのが手組みホイールのメリットです。

CLAMPではパーツを当店にてご購入いただければ3,000円(税込み/片輪)、お持込の場合は4,000円で
ホイール組が可能です。

手組みホイールの場合、組み合わせは無限大。
あなたのバイクだけのホイールも組めてしまうかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!
兵藤

CLAMP 松本蔵店
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