先日は久々に長めに飯田市へのライド。そして、トレイルランニング関連の講演会と下伊那地域のランナーの方々との交流に参加してきました。
 
当初は、飯田市で行われるトークイベントと地元ランナーとの交流へのお誘いを頂いたのがきっかけでしたが、せっかくなら、ということで伊那から飯田までグラベルライドをしてしまおうというお話になりました。
13日土曜日の早朝にCLAMPを出発し、65kmほどの道のりをライド。14時からは講演会を聞き、夜は懇親会、翌日は飯田市のシンボルである風越山でグループラン、と盛りだくさんの内容となりました。

キンキンに冷えた伊那谷を南へ

ライドは手足のかじかむ冷え込みの中スタート。今回の伊那から飯田への道のりは65kmほど。天竜川沿いのグラベルや古民家の合間を縫いながら進みました。
寒さは身にこたえますが、冬の景色は最高です。雲一つない晴天を背景に雪化粧の中央アルプスを、しばし眺めました。
天気はとても良かったので徐々に体もほぐれていき、高台にある飯田市街地への登りは汗だくの場面も。 
お昼過ぎには無事に飯田に到着しお昼ごはんに。お互いの頑張りを讃え合いました。

トレランレースから地球温暖化について考える

午後は飯田駅近くのトークイベントの会場へ。今回のトークイベントは、トレイルランナーの丹羽薫さんによる、Snowman Race というブータンで行われたトレランレースのお話を中心に、地球温暖化に端を発する災害についてのお話でした。
Snowman Race はブータン国をあげてのレース。というのも、北部にヒマラヤ山脈を擁するブータンでは、地球温暖化の影響により、氷河湖決壊洪水(GLOF グロフ)と呼ばれる災害が起きています。氷河湖とは、氷河の浸食や堆積作用(土砂を運んで堤防を作るなど)によってできた窪地(モレーン)に水が溜まった湖のこと。上流の氷河が解けることで水量が増えたり、水を堰き止めている土砂の中の氷が解けたりすることで決壊が起き、下流に洪水をもたらすというものです。 
そこでブータンでは、その現状を発信するために各国からランナーを招待しトレイルランニングレースを開催。通常のトレッキングでは21日かかる山岳エリアに、トレイルランナーであれば5日ほどで到着できるというのがトレランレース開催の理由だそうです。

ブータンは国土の7割を森林が占め、二酸化炭素の吸収量が排出量を上回るカーボンネガティヴな国ですが、地球規模の環境変化の影響として災害の被害を受けてしまっているという現状。丹羽さんのお話の中では、ヒマラヤの地域で昔ながらの暮らしを営んでいる住民たちが、このような災害の見舞われることに心を痛めているというお話でした。
僕自身、はじめは地球温暖化や環境問題というとスケールが大きくて漠然としたイメージでしたが、話を聞いている時に自分の体験を思い出したことがありました。
僕の実家はスキー場でペンションを営んでいたのですが、年々雪の量が減ったり積もる時期が遅くなり、お客さんが来ても雪がない時や、雪不足によるスキー場の閉鎖がありました。
地球温暖化がどれほど影響しているかは定かではありませんが、自然環境の変化が人の生活に影響を与える点で共通すると思いますし、かつての活気を失ったスキー場の景色はとてもさびしく感じるものがありました。
今回の講演はそんな体験と地球環境の繋がりについて気付かせてくれる機会にもなり、意識を改めることができました。

丹羽さん、そして下伊那地域のランナーの方々との交流

トークイベントのあとは、飯田のランニングコミュニティである、ランナーズウェーブ飯田のメンバーの方々を中心とした懇親会に参加させて頂きました。夜は地元の食材を使った料理を囲みながら、各自の自己紹介に始まり、普段のトレランの活動や、目指していることなどをお伺いすることができました。
皆さんのこれまでの取り組みや、丹羽さんの世界を舞台にしたレースのお話などとても刺激を受けることができました。また練習や、レース会場でご一緒できる日を楽しみにしています。

風越山グループラン

翌日は途中参加の方も迎え、飯田のシンボルの山、風越山にグループランへ。しとしと雨でしたが、天気の回復を見込んでスタート。
風越山は熊の目撃情報もあったため電子ホイッスルを鳴らしてもらいながら登っていきました。
十数名の方々と入れ替わり立ち替わりで、話しながらの登り。普段はソロや少人数が多いので、いろんなお話を聞くことができとても有意義な時間となりました。また飯田エリアの山も開拓していきたいと思っています。
中腹では雲の間から飯田の街を眺めることができました。中央付近に赤い屋根の飯田駅がよく見えます。
ライド、トークイベント、ランナー同士の交流と、とても充実した2日間となりました。
バイクとトレイルランニングを絡めたアクティビティはもちろん、地球環境のこと、」地域を跨いでのランナー同士の交流など、視野の広がる体験となりました。

今回は参加させて頂きありがとうございました。また、山でも店頭でも、お会いできたらと思います!

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