気づけばもう一ヶ月経ってしまったOMM BIKE
必死で走ったので写真少なめですが振り返ってみようと思います。
“いつも2位の人たち”
早いもので5回目の参戦となったOMM BIKE
OMM BIKEとは二日間でマップ内のCP(チェックポイント)をどれだけ取って来れるかを競うロゲイング形式のイベントです。

配られるマップはこんな感じ(2023年のですが…) 
説明もなかなか重要
舗装路からシングルトラックまで多様なフィールドを走るので体力もバイク選びもとても重要。
またマップに散りばめられたCPも道から少し隠れたところや到達するに非常に苦労する山の上など、一筋縄ではいかないところに設置されており頭もしっかり使います。
全てのポイントを取ることは非常に困難なのでどのCPをどの順番で回るかも大きなカギとなっています。
さて、サクッとこれまでの戦績を振り返ってみましょう
2021:2nd🥈
2022:6th😇
2023:2nd🥈
2024:2nd🥈
初出場2位で調子づいた僕らは翌年に26MTBかつ3人チームという暴挙に出て惨敗。その後正気に戻ったものの遅刻だの現在地をロストするだの取りにいくCPミスって2時間藪漕ぎするだのでなかなか勝てません。
さて、そんな訳で”ずっと2位の人たち”というイメージを覆すべく臨んだ今年のOMM BIKE。ずっと2位の人たちがいるならば”ずっと1位の人たち”がいるのは必然、その実OMM BIKE白馬第一回大会から9連覇している本当にすごい方達です。気になった方はぜひ歴代大会のリザルトを参照してみてください。じれったいぐらい勝ちきれていませんから。
レジェンドの連勝をストップさせるのと会場の岩岳マウンテンリゾートでの開催がラストということもあって気合いとバイクの仕上がりは完璧な状態で挑みました。最後に僕が使用したバイクの紹介もあるのでぜひとも参考にして頂けたらと思います!それではDay1の様子からどうぞ!
Day1 あれ?時間めっちゃ余ったんだけど大丈夫そ?
リザルトを見に行ってくれた方ならお気づきかもしれませんが、僕らの鬼門は1日目。
2日目はポイント的には毎年勝てるのですが1日目の点差をひっくり返せず散っていくのが恒例となっています。

出発前の一枚
今年はいつもと同じじゃまたやっちまう、ということで新しい作戦を考えました。
例年僕らの作戦といえば、
PLAN1:右回り
PLAN2:左回り
の二択です。
そこで今年はPLAN3として8の字で回ることにしました。
例年通りの右回りだと終盤の体力が無くなってきた時にHAKUBA47の渡渉ポイントへ向かう坂を登る必要があり精神的にしんどいよね〜というものがいちばんの理由。走行距離こそ伸びますがそこはグラベルバイクの俊足さでカバーしました。他にも理由はありますが手の内を明かしすぎてもアレなので直接聞きにきてください笑
スタート後は例年になく順調にポイントを重ねていき、大きくロストすることもなく前半の右回りを完了。渡渉もしっかり川に浸かって後半のループへと向かいます。
五竜のゲレンデ直登や草生い茂り泥まみれのシングルトラックなど、脚と時間を削られたな〜と二人で話しながら会場の岩岳へと戻りました。それにしても白馬はグラベルで走るには最高です。そしてバイクのセットアップも完璧で機材面でしんどかった部分は皆無でした。
ゴールしてレシート確認すると780点で4時間36分、24分も残して帰ってきてるではありませんか。
僕らの移動速度が想定より速すぎたのと途中止まって考えたり迷ったりする時間もほとんど無く、例年のロスタイムがそのまま無くなった感じでしょうか。
とりあえず水分補給でビールを流し込み一日目のリザルトを待ちます。
夕立が凄かったので夕食を外で済ませテントサイトに戻ってリザルト確認。
なんとTop…ではなく60点差の2位ではありませんか。
まーたいつものパターンだわ。そしてこんな点差つけられたこともねぇよ。レジェンド強すぎんだろ。
という具合で意気消沈、その日の夜は夜中まで酒を浴び、空を眺めては流れ星を数え、思い思いに過ごしました。
DAY2 10回ウラ サヨナラ逆転?
心が完全に折られたものの起きてみると体は軽いし白馬の空気を吸い込むと少しだけ頑張ってみようかなという気分に。
1日目の移動速度、早かったよねという話になりグラベルバイクかつ1時間短いとなるとワンチャンひっくり返せるんじゃないかという結論に至り2日目も本気で臨むことに。
2日目のマップは高得点のCPが散らばった事もありMTBよりグラベル!頭脳よりパワー!という願ってもない展開。
行ったことある場所に行くのは得意なのでガンガン踏んで無駄なく美しくポイントを重ねていきます。
周り順も昨日と同じ8の字作戦。47の登りで必死の形相で登ってくる他の参加者とすれ違う際の愉悦といったらもう。なんで今までこう回らなかったのか悔やまれます。
その後は特に事件もなかったので書くことがありません!岩岳に戻る最後の直線でスプリントごっこする余裕すらありました。
2日目の得点は3時間43分で850点。過去最高の出来でした。あとは全員が戻るのを待つのみです。
結果は…
写真の通りです。
蓋を開けてみれば50点差で総合トップ!🏆
2日目で60点をひっくり返し十分すぎるお釣りが返ってきました笑
表彰式後はレジェンド達と記念撮影!どうやら敵とは話さないポリシーだったそうで面と向かってお話しするのは今年が初めて。OMM BIKE10年間の軌跡や苦労など興味深い内容ばかりでした。勝っても負けても今年が最後と決めていたそうで、お互いに思い出に残る二日間となったOMMでした。
聞くところアドベンチャーレースを主戦場にしているそうで僕らにもぜひ出てみてくれ!とレースのお誘いをいただき、8月に白馬の少し南側、大町市で開催されるアドベンチャーレースに参加することになりました。このブログを書いている時点でもう参加してきた後なのでこちらの様子もブログに綴る予定です。お楽しみに!
優勝バイクチェック
今年僕が駆ったバイクがこちら
SALSA WARBIRD CARBONE
かっこいいですね〜
SALSA CYCLESのカーボングラベルバイク。踏んだ力がしっかり推進力に変わり、ロードバイクと比べて寝かせ気味のヘッドアングルによってダートの下りでもかっ飛ばせるよくできたフレームです。
コンポーネントは2x11sのGRX。距離を乗るならフロントは2枚あった方がなんだかんだ楽だし早いというのが僕の意見です。
そしてイチオシなのがタイヤ。
今年出たTERAVAILの新作タイヤ。発表された瞬間オーダーしていました。センター部分はノブがほとんどなく、舗装路ではロードタイヤの如く転がりオフロードではサイドのノブが地面を掴み見た目以上にトラクションが掛かる素晴らしいタイヤ。去年40cで走ってもう少しエアボリュームが欲しかったので45cをチョイスしましたが、重さを感じることはなく2日間走り続けられました。
パッキングはフロントバッグとフォーク左右にまとめ、サドル下とフレームバッグは使わない作戦。サドルバッグは容量が稼げますがどうしても振りが重くなり、フレームバッグはバイクを肩に入れて担ぐことが困難になるのであえて使いませんでした。ボトルも2本すぐに飲める位置に置いておきたいですし。乗り味への影響は最小限で終始快適に走行できました!
パッキングはそれぞれスタイルがあるので正解はありませんが、タイヤだけはこれが正解!と言い切れるほど調子が良かったです。グラベルバイクを買ったけど舗装路メインでたまに林道走るくらい…なんて方にはぜひ一度試してもらいたい一本です。50cもあるので29erのMTBなんかに履かせても面白そうです。
OMM BIKEを本気で遊びたいなら私、寺尾まで
ガチで勝ちに行きたい人も(勝たせまんけど)、結果にこだわらず2日間遊び尽くしたい人も、OMM BIKEを楽しみたい方はぜひご相談いただけたらと!
車種やタイヤなど、バイクのセットアップが不十分だと楽しいはずのOMMも楽しみきれません。
OMMならこんな感じの場所走らせてくるよね〜という感覚はだいぶ掴んできた自信があります。
少しでも出場に興味があるようでしたらお気軽にどうぞ!








