いよいよ冬本番。
「今年は暖冬だ。」と、さっき店長が話していましたがそれでも朝晩はキーンと冷え込んできました。
冷え込みが増すのと同時進行で自転車に乗る機会も少しずつ少なくなっていく…
さて、そんなタイミングで是非愛車のオーバーホールはいかがでしょうか?
オーバーホールとは自転車のパーツをフレームから全て外し、そしてそれをさらにバラバラに分解し一つ一つを丁寧に磨き上げ、再度組み立て直すと言うCLAMPお得意のメカニックサービスです。
言わば自転車の大掃除です。
CLAMPのオーバーホールサービスは上記のように全てをバラす
“フルオーバーホール”からピンポイントでお客様の気になる箇所のみを分解、洗浄、グリスアップする
“プチオーバーホール”もお受けいたしております。作業箇所、ご予算に応じて対応いたしますのでご不明な点等ありましたらスタッフまでお気軽にご相談ください。
今回ご依頼いただいたロードバイクのオーバーホールのメインワークはロードホイールのオーバーホールです。
今日はそのオーバーホールの作業内容を一部ご紹介いたします。
そのほかにもスプロケット交換やチェーンの交換等のご依頼も合わせていただきましたが、そちらはまた次回ご紹介。

ホイールからスプロケットを外した状態です。ハブ軸あたりにドロドロとした汚れがびっしりくっついています。

工具を用いてハブ軸を抜くと中にもビッシリと汚れが。ここに細かい砂や埃等が入る事でベアリングやレールが痛んでしまいます。”ハブガタ”出てしまう大きな要因でもあります。

シャフトやベアリングボール、ナットもご覧の通り古いグリス、砂、埃等でかなり汚れていますね。

はい、ご覧の通りピッカピカに磨きあげました。ここまで綺麗になると作業していても気持ち良いですね。

もちろんハブシェル本体もピカピカに磨きあげます。

各所グリスアップ、玉あたりを調整して組み上げていきます。スカスカ、カラカラだった回転もしっかりとグリスアップしたことにより、ヌルッとスムーズな回転になりました。これで次のシーズンも安心して乗車していただけますね!
今回のホイールのオーバーホールは毎日の通勤に使われている車体だったので
高耐久性のグリスをチョイスしておりますが、レースホイール等の
高回転重視のグリスでのチューンナップもお受けいたしておりますので、こちらもお気軽にご相談ください。

最後の仕上げでスポークテンションの調整と振れ取りを行ったら今回のホイールのオーバーホールは完成となります。
一つ一つの作業を丁寧にしっかりと。
オーバーホールだけに限らず愛車の整備、点検、カスタムにCLAMPのメカニックサービス是非ご利用ください。
よろしくお願いいたします。