81580245_1004968196537003_8604248227643916288_nもはやメジャーバイクメーカーであればエントリーグレードのバイクにだって搭載されているディスクブレーキ。マウンテンバイクにはもちろん、グラベルバイクやロードバイク、クロスバイクにもディスクブレーキの設定は当たり前になってきましたね。 ディスクブレーキの構造は大きく分けてメカ二カルブレーキ(ワイヤー引き)と油圧式ブレーキの2種類があります。 今回はディスクブレーキの中でも油圧式ブレーキのメンテナンスについてのお話。 80308309_521750051759114_4742451370110484480_n 油圧式ブレーキのメリットは何と言ってもメカニカルブレーキに比べて軽いタッチで制動力も高いと言う事。 冒頭でもお伝えしましたがメジャーバイクメーカーであれば各車種エントリーグレードでもメカニカルブレーキのみならず油圧式ブレーキを搭載しているモデル続々と登場し、マウンテンバイクはもちろん、グラベルバイク、ロードバイクであっても油圧式ブレーキが主流になりつつあります。 しかしながら油圧式ブレーキは、メカニカルブレーキに比べるとメンテナンスが少々面倒な事も。メカニカルブレーキと油圧式ブレーキのメンテナンスで大きく違うのは、油圧式ブレーキは“オイル交換が必要である”と言う事です。 80788238_2471792196473313_5616900355024486400_n 油圧式ブレーキのオイル交換の作業工程としてはまず、ブレーキを車体から外し(インターナルルーティンフレーム等であれば車体につけたまま作業する場合もあります。)古いオイルを抜いていきます。 80568157_842808462817260_6113186506136879104_n 古いオイルの色は透明に近い色ですね。一見すると綺麗に見えるのですが・・・ 80546843_1058532401153299_2161546998719709184_n 実は新品のオイルは赤い色をしています。(シマノミネラルオイル)古くなってくると劣化して色が薄くなっていくんですね。交換頻度は年に1回は交換しておきたいところです。 これをおろそかにしてしまうと…ブレーキが効かなくなったり、ブレーキの故障の原因になったりと、いいことは何一つありません。 80376775_472454876789669_283328637350969344_nブレーキにオイルを通したらエア抜きと言ってブレーキホースやキャリパー、レバーのシリンダー内に溜まった空気を丁寧に抜いて作業完了となります。 当店でのブレーキオイル交換の工賃は片側¥2,700となります。 正直この作業工賃は安いです。作業工程と時間を考えると本当なら¥4,000程はいただきたいところなのですが、皆さんに定期的に交換していただきたいのでこの金額でやらさせていただいています。 ブレーキに限らず、愛車のメンテナンスはバイクと自分の命を守る大切な作業です。ご不安な事がございましたらCLAMPメカニックスタッフに何なりとご相談ください。