【Wheel Building】手組みホイールのすゝめ。

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自転車のホイールは外側の「リム」と呼ばれる部分と、中心部の「ハブ」、そして「スポーク」と呼ばれる放射状の骨組み、そしてそれらを支える「ニップル」と呼ばれるネジで構成されています。

手組みホイールとは上記のそれぞれのパーツの全てを自分で選び組み立てる、まさにオリジナルホイールのことを指します。

メーカーから完成した状態で販売されている「完組ホイール」には無い手組みホイールの大きなメリットと言えばやはり、乗り手の好みにカスタマイズできると言うことではないでしょうか。

各パーツのスペックはもちろんなのですが、自身の体重や使用用途に合わせて組んだり、フレームやパーツのカラーに合わせて組み上げることができます。

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そしてもう一つの大きなメリットは修理が容易であると言うこと。
例えばホイールのスポークが折れてしまったら?

完組ホイールのスポークは大体の場合がそのホイールの専用スポークとなっており、メーカー取り寄せとなる場合が多く、完組ホイールの専用スポークを在庫してくれているショップでない限り、その場で即修理するということは難しくなります。

ましてやメーカー在庫欠品なんてことになるといつまで待たされるのやら。

一方手組みホイールでスポークが折れてしまった場合、同じ番手(スポークの太さ)、長さのスポークがあればスポークメーカーが違えど修理が可能となります。

ステンレスのストレートスポークであれば一本数十円〜数百円程度で。希望のスポークが取り寄せとなってしまう場合でも、とりあえず直す事は可能なのです。

これはもちろんリムやハブにも同様の事が言えます。

と言うことは、さらに言えば”リムはそのままでハブだけアップグレードしたい”と言う場合や、またその逆の場合にもわざわざ全てを買い替えなくても各パーツごとでアップグレードするこ事も可能であると言う事になります。
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さて、手組みホイールの作業工程としてまずはスポークの長さを算出し適正の長さのスポーク用意します。

そして「仮組み」と言われる作業を。ハブに通したスポークを一本一本丁寧に編み上げて、リムへ通していきます。

この編み方にも色々な手法があり、ホール数や用途に合わせて変えていきます。

仮組みが終わったら”振れ取り台”と言われる台にホイールをセットし、ここからスポークのテンションを均一に合わせていき全てのバランスを整えていきます。

 

79691527_596759564460837_4370616973051035648_nニップルを少しずつ締め込んで、縦、横、センターと歪みがなくなるまで調整していきます。
手組みホイールを組み上げるのに1番重要な作業ですね。

乗り手の用途をイメージしながら、その人の為だけにホイールを組みあげていきます。

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このように手組みホイールはお客様のイメージに合わせて一本一本を手間隙かけて丁寧に組み上げていきます。

乗り心地、走り心地はもちろん、自分でパーツを選び出来上がったホイールは、必ずお気に入りの1品となります。

CLAMPお得意の手組みホイール。
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